怒ることは悪いことばかりでもない。
いつも怒りを鎮めていると、間違って必要なエネルギーも沈められてしまうことがある。
怒りは心の中に起こるだけで、心の外に起こらなくてもよい。
眠らせている情熱を起こす一つの方法が怒りでもある。
冷めていた脳が温められる感覚ともなる。
怒ることによって意識の中心が脳から腹へと移る。
脳が中心にあるよりも、腹が中心にあった方が生きた心地がしてくるものだ。
幸福感も、脳で感じるよりも腹で感じることに馴染むようだ。
心仏習合記「人と仏の狭間で」
西国三十三所巡りの日記帳
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